二級建築士事務所 都知事登録【第14215号】
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【定休日】日・祝日・お盆休み・年末年始
既存のキッチンスペースは独立していて閉鎖的だったため、ダイニング・リビングと一体になる南東のスペースに移動しました。元々のキッチンスペースには大きめのパントリー（収納）スペースを作成。オープンなキッチンの悩みでもある、「いつも片付いているキッチン」をキープする為大活躍です。
和室は洋室に変更しリビングとして使用。ダイニングとの境目になる壁を撤去し間仕切りドア設置、広いＬＤＫ空間が生まれました。
- 木がむき出しの玄関庇は傷んできており、
柱も邪魔に感じていらっしゃいました。
- 既存の庇は撤去して、柱のないシンプルな玄関庇を取り付けました。
モダンでありながら、違和感のない外観に仕上がっています。
ひさし
- ネコが玄関へ出ないように引き戸を取り付けました。
閉めた時に開放感を損なわないように、見通せるタイプの3枚引き違い戸を設置可能な最大限のサイズに特注しています。
普段は片側に寄せられるので、邪魔にはなりません。
玄関
- 奥まったところに独立してあるキッチンが気に入っていませんでした。
また道路に面するところにある大きな窓も、外からの視線が気になっていました。
- ダイニングやリビングと一体になるように、ペニンシュラ型のオープンなキッチンを設けました。
隣接するパントリーに収納スペースを確保することで、食器棚上の吊戸をなくして、お気に入りの食器などを見せる棚を設けることができました。
ダイニング・キッチン
- 元々の和室は必要がなかったため、リビングスペースに作り変えました。
- リビングの片隅にはちょっとした書斎スペースを設けています。
リビングとゆるやかに仕切れるように、また窓からの光が差し込みやすいように木の縦格子を大工さんが手づくりしました。
リビング
- 無造作にパイプと棚があるだけの納戸スペースでした。
- 使いにくそうだったクローゼット内の造作は、可動できる収納セットに作り変えました。
将来、必要な使い勝手が変わった場合でも簡単に対応できるようになっています。
また収納スペースではありますが、毎日気持ちよく使えるように、お気に入りの色のアクセントクロスを張りました。
W.I.C
- 元々の洗面室は狭く、幅の小さい洗面台しか置けなかったため、キッチン脇のパントリー内にゆったりと造作の洗面カウンターを設置しました。
- ショールームを廻って見つけ出したお気に入りのモザイクタイルを張っています。
洗面
- 元々はタイル張りの浴室で、窓が大きいのが気になっていました。
- ホーローのユニットバスに交換しました。
窓もスタイリッシュな横長窓に変更しています。
窓の高さは打ち合わせを重ねて、外からの視線が気にならない位置に取り付けています。
浴室
- 大きな変更はありませんが、可動棚を設け、アクセントクロスで空間に変化を持たせています。
トイレ
- 家族の一員であるネコたちも、気持ちよく安全に暮らせるような工夫をしています。
写真は2階の階段手すり部分で、ネコたちが1階に落下しないように天井までの木格子を設けました。
- ダイニングとリビングを仕切る建具の引き込み部分にネコが入り込んでしまった場合、逃げ場がなく危ないため、念のため脱出できる開口穴をつくりました。
ペットリフォーム
- 気持ちよく暮らしているニャン。
（…と、たぶんおっしゃっています…。）
おまけ
戸建ての中古物件をご購入するにあたり、リノベーションをご検討中だったA様。
「キッチンを家の中心にしたい」「無垢のフローリングを使いたい」「造作の洗面台にモザイクタイル」など、以前からご家族で思い描いていた住まいのイメージを、ひとつひとつカタチにするお手伝いをさせていただきました。
無垢の素材がふんだんに使われた、人も猫たちも快適に暮らせる空間が出来上がりました。