寒い季節に向けて、もっと快適に。浴室サイズアップで“ゆとり”のバスタイムを
こんにちは、リフォームのイワブチ、設計室です。
朝晩の冷え込みが少しずつ感じられる季節になりましたね。
「お風呂でもっとゆっくり温まりたい」「家族みんなが快適に入れる広さにしたい」
そんな声が増えてくる時期でもあります。
実は、お風呂のリフォームでは浴室のサイズを広げることができるのをご存じですか?
間取りや配管の位置などによって条件はありますが、今お使いの浴室を一回り大きくすると、使い心地や快適性がぐっと高まりますよ。
今回は、イワブチで実際に工事した事例を交えながら、サイズごとの違いやおすすめの方をご紹介します。
「うちの場合はどうかな?」と考えながら読んでみてくださいね。
お風呂サイズの見方をさくっと解説!
そもそも「1216」や「1616」って、何の数字だろう?と思ったことはありませんか。
これは浴室の“広さ”を表す記号のようなもので、最初の2桁が横幅、後ろの2桁が奥行きを表しています。
例えば1216なら「幅120cm×奥行160cm」です。
サイズの読み方を知っておくと、リフォーム後の姿がぐっとイメージしやすくなるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
[事例1]1216→1416サイズへ
マンションなどで採用されることの多い1216サイズ。
一人なら問題ないものの、「子どもと入るとちょっと窮屈…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そのようなケースは、1416へのサイズアップを考えるタイミングです!
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.2005 楽湯で叶える贅沢バスタイム
こちらのお住まいはスケルトンリフォームを行う際、広いスペースに浴室を移動。
その結果浴槽も洗い場も20cmアップし、親子で入っても動きやすい浴室になりました。
「今のお風呂、ちょっと手狭かも…」と感じている方には、ぜひ検討していただきたいサイズです。
[事例2]1216→1616サイズへ
次にご紹介するのは、1216サイズから1616サイズにサイズアップしたケース。
1616は1坪タイプとも呼ばれる標準的な広さで、浴槽と洗い場のバランスがちょうどよく、家族全員がゆったり使える人気のサイズです。
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.905 寒さ対策とバリアフリー
こちらのお住まいは構造上、同じ場所でサイズアップするのが難しかったため、移設して1616のお風呂をつくりました。
40cmのサイズアップが実現し、足をしっかり伸ばして気持ちよく入浴できる環境に。
さらに断熱性の高い浴槽や壁パネル、床材を採用したことで、冬のひんやりが軽減され、あたたかいお風呂に生まれ変わりました。
寒い季節に向けて、「暖かさも広さもほしい」という方にはぴったりのリフォームです。
[事例3]1616 → 1620サイズへ
「もっと広いお風呂にしたい」「家族みんなで入りたい」
そんな思いを叶えてくれるのが、1616から1620へのサイズアップです。
1620サイズは約1.25坪のゆとりがあり、足を伸ばしてくつろげたり、複数人で洗い場を使えたりと、ホテルのような広さがあります。
ここでは、2つの事例をご紹介しますね。
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.505 皆で入れる大きな浴室
こちらのお住まいには双子のお子さまがおり、親子3人でのシャワーが手狭だったそうです。
1620へサイズアップしたことで洗い場が広がり、のびのび使える浴室になりました。
2つ目の1620へのサイズアップ事例は、デザインにもこだわっているのがポイントです。
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.2208 1620サイズの広々バスルーム
鏡面仕上げの壁パネルやメッキの水栓を採用し、ホテルライクな雰囲気に。
「せっかく広くするならデザインにもこだわりたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1620サイズはお掃除や出入りもスムーズなので、将来的なバリアフリー化を見据えたリフォームにもおすすめですよ。
浴室のサイズはリフォームで変えられる!
「うちはもう決まった広さだから…」と思われがちですが、実は浴室のサイズはリフォームで変更できることがあるんです。
構造や配管位置、隣接する部屋の余裕によっては、ワンサイズ、ツーサイズの拡張も可能。
せっかくリフォームするなら、「今より少し広く」「より快適に」を叶えるプランを検討してみてはいかがでしょうか。
お風呂のリフォームで入浴タイムをもっと心地よく
寒くなるこれからの季節、お風呂の時間がより待ち遠しくなりますよね。
あたたかく、のびのびくつろげる浴室は、毎日の疲れをそっとほぐしてくれます。
イワブチでは、お住まいの構造をしっかり確認したうえで、最適な浴室サイズや仕様をご提案しています。
「もっと快適にしたい」「家族でゆったり使いたい」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
寒い冬も、あたたかく笑顔になれるバスタイムを一緒に叶えましょう。















