面積がそのままでも驚くほど変わる! リビングを広く見せるリフォームアイデア
こんにちは、リフォームのイワブチ、設計室です。
「リビングがなんだか狭く感じる…」
「家族が集まると、ちょっと窮屈」
そんなふうに感じること、ありませんか?
リビングを広くしたいとき、多くの方が広くする=隣の部屋とつなげるという方法を思い浮かべます。
もちろん、間仕切りを取り払うのは効果的!
でも実は、面積を変えずに広く見せる工夫もたくさんあるんです。
今回は、設計の工夫ひとつで空間の印象を変える
リビングを広く見せるリフォームアイデアをご紹介します!
定番は「隣の部屋をつなぐ」
リビングを広くしたいとき、まず思い浮かぶのが「隣の部屋とつなげる」方法ですよね。
壁を取り払って空間をひと続きにすると、実際の面積が広がり、家族の気配も感じやすくなります。
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.2203 アクセントウォール
ただ、広く見せる方法はそれだけではありません。
構造を活かしたり、光や視線の抜けを工夫したりすることで、面積そのままでも驚くほど開放的に感じられるんです。
[アイデア1]窓を大開口にして、外とつながるリビングに
リビングを広く見せるなら、視線を遮らない「大開口の窓」がおすすめ。
外の景色が自然に目に入ることで、空間の奥行きが感じられ、実際の広さ以上に開放的に見せられますよ。
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.1310 壁を取って見通しの良い窓に
こちらのお住まいでは、窓と窓の間にある壁を取り払い、開口部を広げてワイドな窓を設置。
光と風がたっぷり入るようになって、リビング全体がぐっと明るく、広々とした印象に変わりました。
さらに、カーテンにはローマンシェードを採用し、窓まわりをすっきりと演出。
開けたときは外までひと続きに見え、閉じても柔らかな光を室内に通してくれます。
[アイデア2]ウッドデッキとつないで“もうひとつのリビング”をつくる
リビングを広く見せたいなら、外とのつながりをつくるのもおすすめです。
▶︎リフォーム事例|No.1200 ゆったり暮らすセカンドライフリフォーム
大きな窓の先にウッドデッキを設ければ、室内がそのまま外へ広がったような開放感に。
天気のいい日は、ウッドデッキでお茶をしたり読書をしたりと、もうひとつのリビングとして楽しめます。
面積は同じでも、気持ちのゆとりがぐっと広がるリフォームアイデアです。
[アイデア3]見せ梁で縦の広がりを演出
リビングを広く見せるなら、「見せ梁」もおすすめ。
構造材を隠さずにデザインとして活かすことで、視線が自然と上へと導かれ、天井が高く感じられます。
例えばこちら。
▶︎リフォーム事例|No.101 天井を高く-開放感のあるリビング-
もともと屋根裏部屋がありましたが、今回思い切ってなくして天井のないリビングに。
天井裏に隠れていた梁を手直しして、見せ梁が光る空間になりました。
新しくシーリングファンライトも取り付けて、昼は明るくナチュラルに、夜は梁の陰影が映える落ち着いた雰囲気に。
単に天井を高くするだけでなく、光と素材で高さを感じる演出を加えることで、面積以上のゆとりを実感できるリビングになりました。
[アイデア4]柱を“暮らしの一部”として活かす
邪魔だと思っていた柱が、実は広く見せる仕掛けになることもあります。
構造上どうしても抜けない柱は、視線や動線を妨げがち。
でも、あえてデザインに取り込むことで視線が分散し、リビング全体に奥行きを感じさせることができます!
Before
After
▶︎リフォーム事例|No.502 会話を楽しむ
こちらのお住まいでは、柱にコルク材を張り付けて家族の掲示板として活用。
自然と目線が柱に集まることで、周囲の壁や天井の広がりが引き立ちました。
「抜けない」ではなく「活かす」。
面積を変えずにリビングを広く見せる設計の工夫です。
リビングを広く見せるリフォームは設計がカギ
リビングを広く見せる方法には、壁を壊して隣部屋とつなげたり、照明や内装にこだわって視線の抜けをつくったりとさまざま。
光・視線・素材などを工夫することで、面積がそのままでも驚くほど開放的に感じられます。
「狭いリビングを広く見せたい」「開放感のあるリビングにしたい」と考えている方は、ぜひイワブチまでお気軽にご相談ください。
今ある空間を上手に活かして、のびのび暮らせるリビングを一緒につくっていきましょう。















